Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

とことん行動。これが自分らしさ

計画を立ててからいろいろやりたい人と、とりあえず初めてみてそれから軌道修正しながらやっていく人の2つパターンに仕事のやりかたって分けられると思います。考えても考えても、とりあえずやってみないと計画通りにいくかどうかわかりませんので、後者のほうがゴールへの近道です。


頭ではわかっているのですが、なかなか一歩が踏み出せずにいるのは確かで、その理由として「これって本当に自分のやりたいことなのかな?」とか「向いている仕事がほかにあるんじゃない?」って色々考えてしまうことがあるからです。
そんなわたしに、とりあえず行動してみよって思わせてくれたのがこの本


「頭で考える前にやってみた人がうまくいく」サチン・チョードリー

 

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成功者に共通するのは、兎に角行動している人というのはすごく説得力があったし、色々迷っているわたしにとってこの言葉が背中を押してくれた一言です。


"行動しないということは 、たった一度の人生をつまらないものにしてしまうリスクがあるとも考えられます 。楽天三木谷浩史さんは 、 「現代社会において最大のリスクは 、 『人生を後悔すること 』だと思う 」と言っています"


大金持ちであっても普通の暮らしのわたしたちにとっても、過ぎていく時間は同じです。
とことん行動することや時間の使い方でお金には代えられない自分の価値が見いだせれば、自分の人生がもっと充実したものになるのではないでしょうか。
 

ケアすべきは”体のメタボ”より”心のメタボ”

やばい。。食べ過ぎた。。。メタボになるって、体のことはすごく心配します。ダイエットしなければって、次の日にご飯食べなかったり、運動して清算だ!って張り切りますが、うまいことはいきませんよね…汗
わたしたちは体のことは心配しがちなのに、心のことはあまりケアできていない気がしています。


例えば、人によく見られたい。SNSで「いいね」がたくさんほしい。そんな思いが先行して、ダイエットを頑張ったり、少し無理をして高級なレストランに行ったりと、体は元気なのですが、このような生活では心がすり減ってしまうのも無理ありません。


そんな心のケアをもう少し真剣に考えようって思えたのがこの本です。


「禅的 生活ダイエット 365日ご機嫌な自分をつくる「減らす」技術」枡野俊明

 

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この本では、心のメタボっていう言葉を使って、自分の心にある欲とか見栄を表現しています。これらってやっぱり人を疲れさせる悪玉菌のようなものみたいですね。。。。
著者の枡野さんは僧侶として禅を通して心の安らぎを説いているわけですが、この一文がとても印象的でした。


"情報も買い物も、人間関係もすべてが過剰になりがちな現代において、まわりに流されるのではなく、「今の自分にとって、本当に大事なものは何か」を見極めて生きることが、人生を豊かにするための一歩になります。こうした課題を解決するためには、「もっと、もっと」といった「足し算」をいったんやめることが重要です。"


自分の人生を豊かにするって考えはどうしても忘れがちですし、何が自分にとって一番大切にしたいことなのかを意識することはとても基本的ですが、大切にしていきたいって思います。
 

人生を充実させたいなら、休みの日こそ早起き

早起きをして、人生を変えるっていう本を以前ご紹介しました。そこから、毎日頑張って早起きしていましたが、最初は気合をいれて頑張りました。

 

でも、時間が経つにつれてすこし遅くなっていて、今では前の生活と同じ時間に起きてしまっています。


自分のことを本当にダメな人だなって思いつつ、仕方がないって思いつつ。。。
習慣化するまでが辛いですし、これを一つの習慣として生きることができたら、楽になるなって思っていて、早起きの具体的な本を探していたときにこの本を見つけました。


「明日から「朝型人間」になる! リバウンドなし!人生が好転する早起きメソッド  」美波 紀子

 

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早起きって人生を充実させるための一つの方法だと思いますし、朝を成功すれば一日が成功して、人生も成功するって思っているので、本当に自分に負けたくありません。
早起きを辞めてしまう事が一番多いみたいで、このように言っています。


"リバウンドが訪れるたびに 、なんとかこの難局を乗り越えようと気持ちを引き締め 、初心に戻れるからです 。初心に戻ってみると 、いつの間にか忘れてしまった大切なことをいろいろ思い出します 。一度は乗り越えた壁なのですから 、思い出すことさえできれば 、同じ難局を乗り越えるのは 、前より簡単です 。リバウンドが訪れても 、あまり深刻にならず 、早起きのメソッドを思い出して 、 1つひとつ実行してみましょう"


少し追い詰めて自分を責めていましたが、それ自体がストレスになってしまっていては身も蓋もありませんよね。この本で早起きさんへの一歩を踏み出します!
 

結局、女性は賢い

女性の社会進出が進んではいますが、生涯賃金や転職のしやすさを考えると、男性には到底及びません。
まだまだ、世界的にみても日本は進んでいるとはいえませんし、むしろ女性の社会進出で考えると後進国のようなイメージです。歴史の中で積み上げてきたものがあるので、払拭するには時間がかかりますよね。


ヨーロッパやアメリカなんかを見てみると、女性の起業家が世界各地で増えていますが、男性と比較すると多くはありません。
でも、うまくいくかどうかは別にして、女社長ってなんかカッコイイなって思っていたところこんな本を見つけました。


「女性社長が日本を救う!」

横田 響子

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この本では女性社長である著者が、なぜ女性が経営者であることが社会的にもメリットがあるのか書いています。
この本には、こんな一文がありました。


"世界に2億人の女性起業家がおり、10兆ドルの経済規模。伸び率を考えると、ちょっとした新興国並みの大きさになっているのだそう。女性の自立だのジェンダーだのというレベルではなく、すでにビジネスの世界で女性のパワーが無視できなくなってきたということです 。"


これには正直驚きました。こんなにいるなんて!世界を見渡すと、一国のリーダーも女性であったり、大企業のオーナーも女性であることが増えてきています。それを考えると不思議な数字ではありませんね。
今何か始めたくてうずうずしている女性には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。自分の行動を一押ししてくれるのではないでしょうか。

働くと不幸になる会社と、働くと幸せになる会社

働いていると、いろいろな壁にぶち当たります。人間関係、給料、会社方針。。。
全てが自分の思い通りにいくことはないとは、思っていますが、それでも不満なことはたくさんあります。
会社の目的は利益追求なので、ある程度厳しい売り上げ目標や規則は仕方ないですが、それでも限界はあります。


よくある雰囲気の悪い会社の例で、
部下は部下で、「こんな会社はだめだ。」「もうやめてやる」
上司は上司で、「使えない部下共め」「自分で全部やったほうがましだ」これでは、ストレスで気が狂ってしまいそうです。


不満をなくすことは難しいですが、せめてすこしでもやりがいや、やる気を感じられる会社はどうやって作っているんだろうって考えていたときにこの本に出会いました。


「君を幸せにする会社」

天野 敦之

 

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この本では、経営の傾きかけた温泉旅館を巡った会社の成り立ちや仕事について物語形式で書かれています。
登場人物が、クマ太郎やゴリといったキャラクターが出てくるのがわかりやすくて良いですね。


この本にはこんな文章があります。
"ビジネススクールでは、企業は利益を稼ぎ 、株主価値を最大化することが目的だと教わった。でも株主価値を最大化しても、それで人が不幸になったら、そんな企業活動に意味はない。人の幸せと株主価値の最大化、どちらが大事かって言ったら、人の幸せが大事に決まっているはずだ。"


人生の大半を仕事をして過ごすのに、人が不幸になる会社で働くことほど、自分の人生を不幸にすることはないですね。
どんな仕事をするのでも、人の幸せを優先して働いていきたいです。

大人の良い出会いは全て確率論

世の中には、いろんな読書術がありますが、本を読むときにはなにを意識して読んでいますか?
「とにかく時間をかけずに読む」「じっくり一字一句逃さずに読む」等々
他の人がどんな方法で読書をしているのかなって個人的には気になっています。


それでも読書は面白い本出会えたときの感動を味わうために、続けていますし、その出会う方法はむしろ確率論のような気がしています。なので、どんどん手にとってページを開く、そして合わなければ、次にいく。その繰り返しで自分にあった本にで会えると思っています。
そうして出会ったのが、この読書術の本です。


「一流の人は、本のどこに線を引いているのか」土井英司

 

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自己啓発本のようで、少し手に取るのをためらってしまいましたが、手にとって正解でした。
この本のなかで一番心に残った箇所はこれです。


"読んだときには多少の嫌悪感があっても、どういうわけだか"気になる"1行に出会うことがある。"
たしかに、なぜか気になる文というのは、どの本にも存在します。全く自分の感性とは異なっていても気になる文。
そこに線を引くことが重要だとして、このようにも言っています。


"線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。"


自分の感性とは違う部分について否定せず、一旦気になったのであれば、線を引く。そして、読み返すと、また違った場面で心に響く文になっているかもしれません。そんな出会いができるのが読書ですね。

うわべの言葉では、「分かって欲しい人」に分かってもらえない

言葉の力は偉大です。
人を傷つける刃にもなりますし、癒すための道具にもなります。
そんな言葉の持つ力の強さに気が付いたのは、恥ずかしながら最近です。


読書を始めるきっかけも、同じ伝え方をしているはずなのに、人によって受け取り方が違っていて、
ある人は喜ぶのに、ある人は怒ったりするというのはなぜか?っていうの原点になっています。


そんな言葉の持つ力や使い方をもっと学びたいなって思って、読書をはじめてみましたが、
果たして、上達しているのかは疑問です笑


そんな言葉の使い方を学べる本を見つけたので、ご紹介させてください。


「言葉にできる」は武器になる

梅田悟司

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読書を通じて言葉の使い方について、勉強してきましたが、
その中でもこの本は本質的なことが書かれていると思います。

 


この本の中にこんなことが書いてあります。


"言葉にできないということは、
言葉にできるだけ考えられていないことと同じである。
そのため、言葉にできるだけ考えを進める思考法から提示しなければ、
目的を達成することはできない"

 


本当に考えていることであれば、心からの言葉を出せるはずです。
言葉にできないということはできないということは、考えていないということ。
これは心に刺さりました。


伝えたいことはなんのかを真剣に考える。そして、考えた言葉を自信を持って声にだしてみる。
そうすれば、頭ではなく感情で理解ができるようになるのではないでしょうか。