Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

人を信用することが人望力になる

この人のためなら!って思える人はいますか?

そう思える人が周りにいることは、とっても恵まれているなって思います。そんな風に思わせてくれる人ってなかなかいませんよね…


自分でも人にそんなことを思ってもらえるような人でもないですけど、少しだけ憧れはあります。
なので、戦国武将とかとっても好きなんですが、そんな淡い願望を持っているわたしにとって、人望力とはなんなのかについて教えてくれた本がこれです。


「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」 童門 冬二

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この本は歴史上の人物を例にあげて、どうして、屈強な武将たちが「あの人のためなら命をかける」とまで思えたのか。そのことについて、納得できるのが天下統一を最初に果たした織田信長についてのこの一文でした。


「人間の能力は 、先天的なものよりも 、後天的なもののほうが大切だ 。はじめは能なしでも 、努力して身につけた能力ほど尊いものはない 」


織田信長は怒るときは、猛烈に怒り狂ったそうですが、人の力を一番信じていた武将なのかもしれません。
こんなことを言われて、信じられたら、もうやるしかありません。
信長のように、自分から人を信用できることが人望のある人の絶対条件なのかなって思いました。