Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

諦めれる勇気で一歩前へ

あきらめるという言葉を聞くと、マイナスなイメージを持つ方が多いと思います。わたしもその一人です。

あきらめるという行為は捉え方で、なにも挑戦していないのに、

「ダメだろう」ってあきらめるのと、「一生懸命やったけどここまでだ…」

ってうのでは、また違いますよね。


後者の場合、あきらめることでまた違う風景を見ることのできるスタートラインにつくことができます。

あきらめるということは、自分のやっているものに執着をもたず、次々に進んでいくことができる唯一の方法です。

このことを教えてくれたのがこの本でした。


「あきらめの悪い人 切り替えの上手い人」下園 壮太

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あきらめの悪い人ほど、どうしようもないことに執着して、結局は自分の人生を無駄にしてしまう可能性があります。

あきらめることについて、こんな一文があります。


"「あきらめる 」ということ自体に強いアレルギ ーを持っていると、どんなことでもそれを捨てることが難しくなる。「あきらめ 」とは、今の活動が非生産的であることを察知し、次の活動のために今の活動を停止させるプログラムである。いわばブレーキだ。車でもブレーキの壊れた車には乗りたくない。"


あきらめは、いわば、ブレーキであって、ブレーキを踏むことに躊躇はいりませんよね。


また、こんなことも書いています。

"不安の正体を確認できると、少しだけ冷静に選択できるようになるのだ。「自分は何を失うことを恐れているのか」まず、このシンプルな自問から始めてみよう。"


あきらめるということは、そこから離れるということで、執着持ってやっているとどうしても、冷静な判断ができないことも少なくありません。でも、冷静に判断し続けることで、うまく自分の人生の舵をとっていければなって思います。