Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

自信の取り扱いかたってすごく難しい

自分に自信が欲しい。

これは、いつも思っていることで、自信についての本は今までも紹介してきました。

この自信の取り扱いかたってすごく難しく感じていて、というのも、周りにいる自信満々な人に限って、どこか頼りなさを感じて、100%信頼ができなかったりというのがあるからです。


ある有名な研究で、マネージャー職についているサラリーマンのうち、平均よりも自分が優れていると思っている人が全体の70%を超えるそうです。


こうした自信をもつことに関するモヤモヤについて参考になったのが、この本です。


「薄っぺらいのに自信満々な人々」榎本 博明

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本当に仕事ができる人は、いつも考えていて、問題点を考えているので、不安でしかないのが普通だそうで、プロ野球選手の松井秀樹がさん自書で語ったというこんな一文があります。


"重要なのは、自分は不器用で野球の素質もないのだと認識すること、つまり己を知り、力の足りない自分自身を受け入れること"


"自分が技術もパワーもない選手なのだと受け入れることは、勇気がいることです、正直言えば辛い。辛いのだけれど、置かれた状況やありのままの姿を受け入れなければ前には進めないし、問題も解決しません。"


メジャーリーグのトップ選手でもあった松井秀樹さんは、このようにして努力を怠ることなく自分自身の夢を叶え、あそこまで登りつめています。


自信をもつことにこだわることなく、自分の実力や状況を受け入れ、どうしたら上手くいくのか考えて努力していくことが、自分に見合った自信を身につけることができるのかなって思えました。