Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

本を読むことは、生きること

みなさんは読書はしますか?わたしは書評を書いているくらいで、自分自身を本の虫と自称するほど、本は好きです。

本を読んでいると、落ち着くというよりもほかの人が真剣に向き合ったものを一気に吸収している気がします。


このような気持ちは読書を好きな人にしか伝わらないのがすこし残念な気ですが、わたしのこの感覚を言葉で表現しているだけではなく、人生にどのように役立てるのかを書いた本を最近見つけました。


「読書という荒野」

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幻冬舎という出版社を立ち上げた著者は読書を人生と表現するほどです。書いていることも心に響くようなことばかりで、なんだか暑くなってきたのを覚えています。この本のなかにこんなことが書いてありました。


"生きることを真剣に考えると、必然的に読書に活路を見出すことになる。"


読書は自分以外の人間や考え方を一度に体験できるものであって、困難にぶつかるたびに読書での経験が生きてくると著者は言っています。


また、このようにも書いています。


"困難を経験したから読書をするのか、読書をするから困難を乗り切れるのかわからないが、読書・困難・読書・困難というサイクルが僕の人生においてずっと続いてきた。だから、困難と読書は不可分の関係にある。"


わたし自身、なにか問題がおきたときは、本屋にふらっと立ち寄って、その問題を解決できそうな本を探すことがあります。これからもそれを続けて、もっと読書の楽しさに触れることができたらなって思えました。