読書は人生をたかめる
読書を通じてなにかを学びたい。
読書を通じて自分に深みをもたせたい。
そんな思いから読書を始める人も少なくありません。
わたしの場合は、そんなことを意識することもなく読書の楽しさにハマっていたのですが、今思えば、読書を始めたのも人間関係や人生に悩んでいた時期だったのかもしれません。
でも、日本の若者の現状はというと、大学生の5割は本を1年間に1時間も読んでいないようで、本を読まない理由として、「本なんて役に立たないから」だそうです。
正直、絶句しました。
でも、この書評を通して、自分の人生の一冊を見つけられると良いなって思います。
そんな読書を無意味だなって感じている人に読んでもらいたいのはこの一冊。
「死ぬほど読書」
題名からして、熱血さ伝わってくるのですが、読書はどうして役に立つのか、また、どうやって役立てるといいのかをわかりやすく分析している本です。
このなかにこんなことが書いてありました。
"与えられたもののなかばかりで生きていると、「自分の頭で考える」ということができなくなります。
自立した思考ができないから、たまたま与えられた狭い世界のなかだけで解決してしまう。"
読書はいわば、情報の一つですが、著者が真剣に考えて、一心不乱書き上げたものでもあります。
その考えにふれることで、考える力が身につくのではとわたしは思います。