Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

今まで一番の失敗は何か覚えていますか?

 


私の最近の大失敗は、カバンを忘れて通勤してしまったことで…あのときばかりは自分の情けなさと恥ずかしさで穴を掘りました。


だれでも失敗したときって落ち込むし、この世の終わりじゃないかって思うこともあります。


私の場合、そんな失敗に対して、前向きにとらえて次に進もうって無理やり前向きになろうとすると、また、落ち込むことがあったりと負のループからなかなか抜け出せません。

 

そんな失敗について学問としてとらえて、自分自身の失敗に対してどのように対処したらいいのかを教えてくれる本がありました。


「失敗学のすすめ」

 

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著者が大学教授でこの失敗学を学生たちに教えていることもあるそうで、そういった誰にでもある失敗を人生でどう対処して次につなげたらいいのか、学べる教本みたいなものでした。


この本のなかには、失敗に対してこのように書かれています。


"歴史を振り返ると 、社会は失敗によって発展してきたことがよくわかります 。それは個人の成長でも同じです 。前述したように 、まずは失敗を経験し 、そこから学ぶことは 、個人が成長する大チャンスなのです 。"


失敗は捉え方によってはマイナスの面がありますが、その失敗から復活していくことで成長につながると言います。


歴史は人類の失敗の繰り返しで、賢者は歴史から学ぶというように、自分の歴史のなかでどんな失敗をしてそこからどんな成長をしているのか、一度振り返ってみよって思えた本でした