おしゃれな家は狭い家で。
人生、一度はお城のような家に住みたいと思う事があります。
それだけ、わたしにとって、大きい家に対しての憧れが強いです。
これは、大きい家であれば、今の生活よりも良い生活ができるんじゃないかなっていう漠然としたものですが…
そうはいっても、大きい家に住むためには先立つものが必要ですし、家族で住むと、距離が遠くて寂しく感じるときもあるかもしれないなって思っています。
いったい、わたしにとって適した家はどんな家なんだろうって考えていた時にこの本に出会いました。
「あえて選んだ狭い家」
この本では、あえてサイズを小さくした狭い家で素敵な生活を送っている人たちを紹介しています。
素敵に暮らすには家の広さよりも、どうやって暮らしていくかに焦点を当てていて、純粋にいいなって思ってしまいました。
この本に、こんな一文があります。
"もっと広い家で、もっと欲しいモノに囲まれて、そんな風に、”もっともっと"と思い続ける時代ではもしかしたら、もうないのかもしれません"
モノ余りの時代に、これ以上モノを入れてしまったら、確実にパンクします。そんなときだからこそ、自分にとって本当に必要なものだけを選んで暮らす。
そしてそれは、暮らしを最適化しているだけ。そんなことを思えた本でした。