モノを持つのは生きるためと人生を楽しむ為

モノをもつ暮らしは、たしかに、満たされることはあります。好きなものに囲まれた暮らしは充実した気分になります。しかし、これは幻想だったようです。その分部屋が汚くなって、掃除しなきゃって思ったり、でもめんどくさいから放置する…というダメなサイクルに陥っています。

この状況から抜け出したいので、ミニマリストになるための本を読み漁っていますが、なかなか実行に移せていないのが、現状で、どうしたらいいのかなって思っていたとき、この本はわたしに新しい価値観をもたらしてくれました。
「引き算する暮らし」

この本は、自分の身の回りにモノはなぜあるのか？という根本的でかつ、抽象的な疑問にこのように書いています。

"モノを持つのは、生きるためと人生を楽しむため"

この答えは、単純明快でなんだかすっきりした気がします。また、このようにも書いています。

"人生を楽しみながらモノと生きるためには、「持つ」ことに背を向けて逃げるのではなく、自分自身にとって必要なモノを、その時々で見極め、不要なモノ、過剰なモノを持たないようにする。つまり、正面きってモノと向き合うこと"

モノと向き合うということは、それを選択した自分自身と向き合う事で、なんでこれを手に入れたのか、それにこたえられないということは、自分自身に向き合っていないとしか言えません。もっとモノに向き合って、自分自身にも向き合っていこうと思える本でした。