ケアすべきは”体のメタボ”より”心のメタボ”
やばい。。食べ過ぎた。。。メタボになるって、体のことはすごく心配します。ダイエットしなければって、次の日にご飯食べなかったり、運動して清算だ!って張り切りますが、うまいことはいきませんよね…汗
わたしたちは体のことは心配しがちなのに、心のことはあまりケアできていない気がしています。
例えば、人によく見られたい。SNSで「いいね」がたくさんほしい。そんな思いが先行して、ダイエットを頑張ったり、少し無理をして高級なレストランに行ったりと、体は元気なのですが、このような生活では心がすり減ってしまうのも無理ありません。
そんな心のケアをもう少し真剣に考えようって思えたのがこの本です。
「禅的 生活ダイエット 365日ご機嫌な自分をつくる「減らす」技術」枡野俊明
この本では、心のメタボっていう言葉を使って、自分の心にある欲とか見栄を表現しています。これらってやっぱり人を疲れさせる悪玉菌のようなものみたいですね。。。。
著者の枡野さんは僧侶として禅を通して心の安らぎを説いているわけですが、この一文がとても印象的でした。
"情報も買い物も、人間関係もすべてが過剰になりがちな現代において、まわりに流されるのではなく、「今の自分にとって、本当に大事なものは何か」を見極めて生きることが、人生を豊かにするための一歩になります。こうした課題を解決するためには、「もっと、もっと」といった「足し算」をいったんやめることが重要です。"
自分の人生を豊かにするって考えはどうしても忘れがちですし、何が自分にとって一番大切にしたいことなのかを意識することはとても基本的ですが、大切にしていきたいって思います。