Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

後味の良い生き方は、謙虚になることから

悩んでいることに悩んでいたり、そもそも何に悩んでいるのかわからないけど悩んでいるっていうような状態になるときはありませんか?
悩み慣れをしている人は、悩んでいるという状態に慣れてしまって、その状態であるときが安心するそうです。


真剣に生きていればいるほど「こんなんでいいのか?」っていう悩みが出てくるのが普通でですし、
その悩みは自分で答えを導くしかありません。そうした答えを見つけるヒントになりそうな本がこれです。


「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方」

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この本は、イエローハットというカー用品を取り扱っている会社の創業者が書いている本です。
今まで培ってきた人生の哲学について述べていて、こんなことが書いてありました。
"謙虚な生き方をして何よりもうれしいのは 、後味のいい人生が送れるようになるということです。幸せな人生を送るためには、後味のいい生き方をすることです 。"


後味のいい生き方って意識したことがないので、新鮮な考え方です。あと、このようなことも書いてあります。


"たとえ、自分の利益に結びつかないことであっても、周囲の人・社会・国家の利益を優先する姿勢を持つ。「益はなくとも、意味がある」という言葉に耳を傾ける"


自分の利益がなければ、やらない。わたしにもそんな傾向はあります。それでは後味の良い、幸せな人生を送れるわけがありませんよね。一つ一つ他の人のためになにができるかに意識を傾けていこうって思いました。