何者にもなれない不安から抜け出すために
女性起業家の山口絵里子さんはご存知でしょうか?
マザーハウスというアパレルメーカーを経営する女性で、彼女が起業したきっかけとして、
政府の開発援助について疑問を感じたからといいます。バングラデシュでバックを作り日本で販売するビジネスモデルを立ち上げ、内閣府から「世界で活躍し、日本を発信する日本人」の一人としても選ばれているそうです。
「こんなことではいけない」とか「このままでは何者にもなれない」って、たまに焦ってしまうときがあるんですが、山口さんが書いた本を読むと自分なりの行動をしていけば、自分の人生は自分で切り開けると勇気をもらえます。
「裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記
」
自分で選んだ仕事なんだけど、だんだん窮屈になってきて、他の世界に飛び出したい。とか、私には違った世界があるんじゃないかって思うとき、いつもこの一文を思い出しています。
"「私の人生は私のものなんだ」っていうこと。「私にしかない世界が広がっているんだ」ってことだった"
誰かのご機嫌をとるために生きているわけではなく、自分の人生を充実させるために生きているし、自分のために生きてもいい。
こう思えるだけで、いつここから飛び出しても問題ないってなんだか心がスッと軽くなります。この言葉はいつも自分の心の中にとどめておきたいですね。