Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

地元は自分のルーツ。大切にしよう

自分が生まれ育った名古屋という地域についてわたしは知らないことばかりです。

清洲越しと円頓寺の関係も毎日、通勤しているのに初めて知りましたし…名古屋を魅力に思わない名古屋人がいるのに、ほかの県から名古屋が魅力的だなんて思われるわけありません。


名古屋人でありながら、名古屋初心者のわたしがもっと名古屋について知るために読んだ本はこれです。


 名古屋の品格  
岩中 祥史

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この本から名古屋という地域の特色の成り立ちから、どうして独特な文化が育ったのかを学びました。
よく大企業で言われているのが、「名古屋で結果を残せたら役員昇進も夢ではない」
これほど、名古屋という土地は価格やサービス、人付き合いは難しいと言います。
名古屋の特徴をあらわしているこんなことが書いてありました。


"しかも、名古屋人の常として、まわりの平均値からはみ出したくない、冒険したくないという意識が強い。

本来は怠け者でも、また遊びを優先させたいと願っている者も、そうした生き方をすれば目立つし、平均値からはみ出してしまう。だから、おのずと勤勉になるわけだ。"


人と違うことを極端に恐れてしまうことは、名古屋の歴史を勉強すると理解できましたし、自分たちがどんな地域で住んでいるのか知ることができました。自分の地域を深く知ることは、暮らしの質が良くなる気がして気持ちがいいですね。