Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

人は遊ぶために生まれてきた。それを忘れてるのはただの社会の傀儡。

子供のころはすべての事が新鮮で、ただ一日中ボールを蹴っているだけで、気が付いたら夜になっていたということがありました。

良く聞く話ですが、社会で働き始めてから、仕事に時間を取られて自分のプライベートが無くなり、会社と家の往復になってしまっていて、休日も外に出ることなく、一日中家でボーッと過ごしているだけといったようなことがあります。

 

 

大人になってから、本気で遊ぶということを忘れてしまっているのかもしれません。

 

堀江貴文氏は自身の著書である「99%の会社はいらない」で

これからの時代の幸せは「自分の時間」をいかに生きるかで決まる。

と言っているように、自分が楽しいと思えることに集中して生きることが一番重要になってくるのではないでしょうか。

 

つらい仕事はAI搭載ロボットに任せて、本当に心から楽しめることだけをやって、それを仕事にしてお金を稼いでいく。これが、これからの時代にあった働き方なのかもしれません。

 

たとえば、テスラモーターズに入社するための条件として、ものづくりが好きすぎてコンクールに入賞したことが、応募要項に入っていることを聞くと、本気で好きなことを追求した人のみが本当の意味で充実した人生を歩める時代になってきたと言えます。

 

HONDAを創業した本田宗一郎であっても、バイクや車をいじりが好き過ぎて、自分で作り始めたと言えますし、堀江氏はこのような時代の流れについて、

これからの時代、仕事を得ていくのは「遊びの達人」たちである。



と断言しています。

 

 

マイクロソフトの日本法人元社長である成毛 眞氏は「大人はもっと遊びなさい」の中で、次のように述べています。

これはもう何年も前から言われていることだが、仕事に夢中になっていた人が退職 後、抜け殻のようにな ってしまうことは珍しくない。膨大な時間を手に入れて、何をし たらいいのかわからなくなってしまうのだ。その戸惑いは、大海原に浮かんだ手こぎボート

 また、遊びは遊びであるし、本業に活かそうと思って、趣味を始めるなら、その仕事を本気でやっていないという証拠であるとも言っていて、遊びに本気になれば、仕事に活きるかどうかなんて関係ありません。

 

実際、自分たちが子供時代にすべてのことが将来の職業につながるから、遊び方も工夫していたかと言えば、そんなことはないと断言できます。

 

だけど、自然と遊んだ時の記憶やその中で熱中していたことは覚えていて、変なところで役に立ったりするものです。

 

また、成毛眞氏はこのようにも言っています。

人は遊ぶために生まれてきた。だからこそ、人はいくつになっても遊びたいのである。平日も週末もしっかり遊んでいる人は、人間の本能に素直に生きているということになる。



自分の本能に従って楽しいことだけをやっている人は、毎日遊んで楽しく過ごしていますし、それが、人間として本当の姿なのではないでしょうか。