Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

考えながら本を読む

日々の生活のなかで、なにを楽しみに過ごしていますか?

わたしの場合は、仕事帰りに立ち寄る本屋で長居することが楽しみで毎日過ごしています。

読書が好きと言うのもそうですが、なぜか本に囲まれていると安心するっていうのもあるかもしれません。


また、休みの日もお気に入りのカフェで読書をすることが多いのです。
あるとき、今まで「読書とは?」という哲学的な視点で読書について深く考えたことがなかったのですが、ふっとこのことについて考えていました。
そして、この本に出会いました。


「考える読書」

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読書を考えながらすることなんて、なかったのに、この本を読んで、いかに本を無駄に消費しているかを思い知りました。
心に残ったこんな一文があります。


"読んだという行為を「自分に返す」しかないからである"


自己啓発本やファンタジーの本は読んだだけでは、役に立たないし、自分の人生にどう生かしていけるのか、それを考えて、自分に落とし込んではじめて読書をしているといえるのかなって思いました。

でも、難しいから、もっと年を重ねたら考えよっと。

誰よりも本が早く読める方法

仕事をしていると、資料を読むのが早いだけではなく、読んだ内容をすべて頭にいれて、確実に情報として伝えられる人がいます。

わたしは読むのも理解するのもあまり早くないので、そんな人にあこがれます。


でも、いざ真似しようと思って、早く資料を読むようにすると、大事なところが抜けてしまっていて、もう一度読み直すはめになったり...トホホです笑
そんなわたしに読むためのコツや考え方を教えてくれた本がこれです。


「遅読者のための読書術」印南 敦史

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この本は、本はゆっくり読めば内容を理解しているとは限らないと断言しています。

でも、じっくり理解しながら読まないと、後戻りをするのでは?って思ってしまいます。
そんなわたしのような本を早く読めるようになりたい人にとって、参考になるのが、この一文です。

 

"ひたすら「読む」だけではなく「書く」ようにする。ただ読むだけじゃなく、「書くために読む」ことへと意識を変えるわけです。"


たしかに、書評を書こうって思い始めてから、なんだか本を読むのが早くなってきた気がします。続けてこんなことも述べています。


"「熟読の呪縛」にとらわれている人は、「たった1回きりの読書で、本の中身を頭の中にコピーしてやろう」というずいぶんと欲張りな考え方をしています。"


早く読んで内容が理解できる人は、常に、この本に書いてあることを意識して読んでいるのかもしれません。すごく参考になる本なので、ぜひ、手にとると新しい考え方を得られるので、是非

ツイてる女子は偶然を大事にする

「私の直感ってだいたい当たる」っていうのは、ほとんど当たっている。ピンとくるっという感覚は言葉では表すのは難しいけど、「気がする」っていう感覚に耳を傾けて生きていますか?


今の情報社会は自分の考えていることを肯定することができる情報にあふれてますよね。
Googleで検索すると、SEO対策されたページがトップにでてきてチヤホヤしたり弁護したり…
それでも不安になったりするときや、そんな気がするっていう感覚を大事にしませんかっていう本が今回のこの本
「偶然からものを見つけ出す能力」

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周りにいる人で運がいい人ってだいたい直感を大事にしているのは、偶然や直感を大事にしているからなのかなって感じていたけど、本に書いてあるこの部分で確信に変わりました!


"偶然にこだわると妙な気づきが多くなることである。偶然が起こっているのではないかと周りを見渡すと、偶然の種が見つかるのである。"


それでも自分が信じられなくて不安に思うとき、『毎日の気づきや思いを書きとどめておくと良い』と良いそうです。日記やブログを普段から書いている人はこの要素を取り入れていくと、ますます敏感になって、気づきが増えると思います。


偶然を大事にすると、それが普段とは違う気付きになって、
自分を普段とは違う世界に連れて行ってくれるってこと。

これを意識するだけで普段の生活がぐっと充実したものになるかもしれませんね。

女の敵は女である

女性として生きている限り、学校・職場・ママ友・夫の会社ではさまざまな"女性"に出会います。


その中で、女性同士の人間関係や力関係と関わらずに生きていくことは難しいなって思っている今日この頃。


コミュニティによっては、嫉妬や噂話がはびこってドロドロしてしまうこともあるし、はたまた、女性同士腹を割って話せる落ち着いたコミュニティにもなりえます。


正直、しんどいなって思う事もあるし、解放されたいけど、逃げられないなら、せめてものバイブルがほしいって思っていた時にこの本にであいました。
「整理整頓 女子の人間関係」

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この本では女性同士、つながれないことを前提にどうしたら敵を作ることなしに、女性の嫌な部分から解放されていくのかをといています。


例えば、こんな一文があってこれは思わずメモしました。


 "「女の敵は女 」に象徴されるように 、 「女 」として生きていく限り 、本当の意味で他の女性とつながることはできません 。真のつながりは大きな力をもたらすのですが 、 「女 」同士には形ばかりのつながりしかできません 。"


ここまで言い切られてしまうと、グーの根も出ないとはこのことです。


立ち向かって嫉妬にさらされて生きていくことはしんどいので、どうしたらいいのか悩むよりも女性の人間関係を手放して、生きていけるともっと楽になるかもしれませんね。

 

 


 

男を見極めるには本棚を見ればいい

誰かの家に遊びに行ったり、打ち合わせで書斎に通されると、部屋の中にある本棚でどんな人で、なにを大切にしていきているのかを理解しようと心がけています。


それほど、本が持つ力や影響力は強いと思っていて、一冊の本が生き方までも変えてしまうのではとも思っています。そうした本の持つ力について書いているのがこの本です。


「読書は「アウトプット」が99%」

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ヨーロッパの格言で、"男を見極めるには本棚を見ればいい、女を見極めるには台所のスパイス棚を見ればいい"という言葉がありますが、著者は本棚を見れば、その人がわかると述べています。


ほんとうに、著者が言う通り、本棚はその人自身を映し出していると言っても過言ではありません。


また、このようにも述べています。
"かっこいい本棚とは、自分のなりたい理想像でもあります。"
本棚をかっこよくして理想の自分を手に入れる。これは新しい考え方だなって思います。
どんな自分になりたいのか、そして、その自分になるためにはどんな本を読んだらいいのかから、考えてみようと思います。

肩肘張らないで働こう

いまは、しがないOLです。毎日、会社に出社して、お昼になったら、お気に入りのカフェでランチを食べる。

そして、定時を過ぎたら、全速力で帰宅。
こんな毎日です。

とくに不満もないし、このままでいいのかって不安はありますが、まぁいいかって思っている節もあります。


そんなとき、ふらっと立ち寄った本屋でこんな本を見つけました。


「小商いのはじめかた」

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いまはやめてしまいましたが、彫金でアクセサリーを製作していたことがあって、これを販売したいなって思っていました。

だけど、そこまで行く前にやめてしまいましたが、いつかやってみたいって思っていて、この本に興味を持ちました。


アクセサリーを作って販売の「販売」ができるサービスもありますし、できないことではありません。
個人でできますし、販売するというハードルは全く高くなく誰でもできます。というのは、この本が言っていることで、
このように書いています。


"商売といえば小商いだったことでしょう 。改めて辞書で確認すると 、小商いとは 、少ない元手で行う商売のことです 。

人を雇わなくてもできる起業ということもできます"


一人でも手軽に、始められるこの、小商い。これから、何か作って販売してみようかな。本に関わることで、始めてみようって思っています。
 

語彙力は化粧でごまかせない

以前、わたしの上司が「この会社の役員は全員読書家だよ。だから、出世したいなら本をたくさん読むことだよ」って教えてくれました。

本を読むことと、出世がどうしても繋がらなかったわたしは、いろいろ調べました。


わたしは、自称ですが、本の虫なので、出世街道まっしぐらなのかな?

って単純に胸が躍っていました笑
この本を読む人が優秀な人になる理由について、いろいろ考えていた時にこの本に出会って、すこしスッキリしました。


「読書のチカラ」

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この本では、上司の言っていた読書=出世っていう言葉について、著者なりの解説を加えて説明しています。
こんな一文があります。


"人と話していると、その相手がどの程度読書をしてきたか、どういう"森"を持っているか、だいたい透けて見えるものである"


人と話しているときに、これは意識したことがなかったですが、これは確かにそうかもしれません。


また、こんなことも述べています。


"もちろん、読書の価値はこういう実践的な部分にのみあるわけではない。「人はなぜ生きるのか」という根源的な問いに対し、きわめて充実した答えを用意しているのが本である。"


前に紹介した本にもありましたが、著者が魂を込めて書いた本では生きるという考え方そのものに触れることができます。

不安になったとき、本に解決を求めて、吸収するということは間違ってなかったんだなって思いました。