Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

後味の良い生き方は、謙虚になることから

悩んでいることに悩んでいたり、そもそも何に悩んでいるのかわからないけど悩んでいるっていうような状態になるときはありませんか?
悩み慣れをしている人は、悩んでいるという状態に慣れてしまって、その状態であるときが安心するそうです。


真剣に生きていればいるほど「こんなんでいいのか?」っていう悩みが出てくるのが普通でですし、
その悩みは自分で答えを導くしかありません。そうした答えを見つけるヒントになりそうな本がこれです。


「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる―心を洗い、心を磨く生き方」

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この本は、イエローハットというカー用品を取り扱っている会社の創業者が書いている本です。
今まで培ってきた人生の哲学について述べていて、こんなことが書いてありました。
"謙虚な生き方をして何よりもうれしいのは 、後味のいい人生が送れるようになるということです。幸せな人生を送るためには、後味のいい生き方をすることです 。"


後味のいい生き方って意識したことがないので、新鮮な考え方です。あと、このようなことも書いてあります。


"たとえ、自分の利益に結びつかないことであっても、周囲の人・社会・国家の利益を優先する姿勢を持つ。「益はなくとも、意味がある」という言葉に耳を傾ける"


自分の利益がなければ、やらない。わたしにもそんな傾向はあります。それでは後味の良い、幸せな人生を送れるわけがありませんよね。一つ一つ他の人のためになにができるかに意識を傾けていこうって思いました。
 

早起きは人生を好転させる

朝は、苦手です。
毎日、夜寝る時も明日の朝起きるのが「憂鬱だなぁ」って思って、寝ます。
そして、目覚ましが鳴ると「はぁ会社か」ってなる生活が続くと、本当にこれでいいのかなって思い始めたのが、先月の末です。


仕事とプライベートで直面していることが悪い方向に向かっているし、これは、負のスパイラルが起き始めてる。この生活を続けると、ただ年齢を重ねただけの人になってしまうって焦っていた時に、この本に出会いました。


「朝2時間早く起きれば人生が変わる」
宮西 ナオ子

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朝早く起きることを心がけることで早く寝ないといけない。最終的には人生は好転するっていうのが、この本の書いてあることで、こんな言葉がありました。


"運あるいはツキというのは 、ひとたび上昇のスパイラルを描き始めると 、どんどんよいことが起きてくるが 、ひとたび悪い方向にスパイラルを描き始めれば 、どんどん落ち込んでいく 。負けグセがつくのはこの原理によるのである 。"


まさにその時の自分そのものでした。こんなことも言っています。


"朝を有効に使えなければ 、夜になって後悔することになる 。ひいては人生を後悔することになるのだ 。"


この言葉を見たその日に、アカウントを作り、基本的には毎日朝6時~7時の間には投稿しようと、早起きしてます。そのためにも、早く寝るようにも心がけていて、おかげで読んでいただけるフォロワーさんも増えてます。疑心暗鬼だったけれど、少しずつ仕事もプライベートも好転してきた気がします。これからも続けよっと!

他人にいい人は自分には悪い人

やりたくないことを、無理して引き受けて、「ありがとういい人ですね」って言われたとき、どんな心境ですか?わたしは、顔は笑顔ですけど、心ではいつも泣いています。
いい人って思われたい。だけど、こんなことやりたくない。無理して引き受ける。


たとえ、引き受けて惨めな思いをたり、自分の負荷が乗ってきたりしても、それは全部自己責任。
引き受けた自分が悪い。大人の社会はそんなに甘くありませんでした。。。
でも、そんな生活が嫌なら、やめてしまおうっていうのが、今回読んだ本。


「「いい人」をやめれば人生はうまくいく」午堂 登紀雄

 

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たしかに、いい人をやめられれば、楽になるけど、嫌われるのも嫌だって思っていたわたしに、ぴったりの言葉がこれです。


"自分を押し殺してまで相手の機嫌をとることを選ぶのは 、精神が自立できていないことの表れ"
そうです。そういうことです、また、このようにも書いています。


"自分を嫌いな人がいるというのは 、自分の意志で生きているという証拠"


八方美人は嫌われないけど、好かれない。
自分のことが嫌いな人がいるというのは、自分の意志をしっかり発信していて、そんな自分のことを好きだと言ってくれる人もいる。だったら、自分のことを好きだと言ってくれる人を大切にして生きたらいいですよね!
 

人間関係で、傷つかず傷つけない方法

人間関係って本当に難しいですよね。仲良かったのに、突然喧嘩して疎遠になったり、ひょんなことで嫉妬されて悪口言われていたり…しんどいときは、無人島で一人で生きていきたい!!!って本気で思います。スマホは持っていきますが笑


人間関係が原因で転職しても、転職先の人間関係もあまりよくなかったりして、運次第です。このように、人間関係というのはわたしたちにとって重要ですし、避けて通れないものですが、この本を読んで少し楽に人と関係を築けるかなって思えました。


「傷つけず傷つけられない 距離感の法則」箱田 忠昭

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この本ではいきなりこんな一文が目に入ってきました。


"20代や30代の駆け出しのころは、人生の多くの部分が他人に左右されてしまいます。すべてを他人が決めている、と言ってもいいでしょう。"


正直を息を呑みました。実際そんな気がしてましたが、ここまで断言されるとぐうの音もでません。
であれば、どうしたら人間関係を築くことができるのか、小手先ではない本質的なことについて物理学者のアインシュタインは、「人はなんのために生きているんですか?」と弟子に聞かれたときにこのように答えたそうです。


"当たり前じゃないか、他人のためだよ"


人のために何かできないかなって考えて与えること。このことが全ての人間関係を解決する方法なんですよね。きっと。意識してみよ。

自分を幸せにすることを忘れないで生きる

うまくいかないことが続けて起きたときは、いつもどうしてますか?
うまくいかないときこそ、前向きに考えるっていうけど、正直、無理です笑
とことん落ち込みます。


でも周りには、仕事でとんでもない失敗をしても、翌日にはケロッとした顔で出社して、笑っている鋼のメンタルの持ち主がいて、すごく尊敬しています。
その人に教えてもらったのがこの本です。


「うまくいっている人の考え方」

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彼女、曰く、社会人になったばかりの時は、少しの事で落ち込んでいて、失敗が何度も続いて一度休職までしていたそう。
休職中に暇だったようで、本をひたすら読んでいたら、「このままではいけない」って気が付いてこの本をまず手に取ったといいます。


考え方のリストのようになっていて、自分の関連しそうなところから読んでますが、そこにこんな言葉があります。


"
自尊心とは何か 。簡単に言うと 、それは自分を好きになり 、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ちのことである
"


この言葉を読んだとき、なぜか感動してしまって涙をながしてしまいました。
これを忘れていたって気が付いたからです。
他にも取り入れたい言葉がたくさんありましたが、いまの私には、この言葉に出会えただけでも十分です。ぜひ、一度手に取って読んでみてください。

 

うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)

うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)

 

 


 

人を信用することが人望力になる

この人のためなら!って思える人はいますか?

そう思える人が周りにいることは、とっても恵まれているなって思います。そんな風に思わせてくれる人ってなかなかいませんよね…


自分でも人にそんなことを思ってもらえるような人でもないですけど、少しだけ憧れはあります。
なので、戦国武将とかとっても好きなんですが、そんな淡い願望を持っているわたしにとって、人望力とはなんなのかについて教えてくれた本がこれです。


「人望力」の条件 歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」 童門 冬二

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この本は歴史上の人物を例にあげて、どうして、屈強な武将たちが「あの人のためなら命をかける」とまで思えたのか。そのことについて、納得できるのが天下統一を最初に果たした織田信長についてのこの一文でした。


「人間の能力は 、先天的なものよりも 、後天的なもののほうが大切だ 。はじめは能なしでも 、努力して身につけた能力ほど尊いものはない 」


織田信長は怒るときは、猛烈に怒り狂ったそうですが、人の力を一番信じていた武将なのかもしれません。
こんなことを言われて、信じられたら、もうやるしかありません。
信長のように、自分から人を信用できることが人望のある人の絶対条件なのかなって思いました。
 

すべの悩みは因数分解できる

人間関係で悩むことほど、しんどいことってないです。

職場や友達関係、家族関係のように、人は人と関わりあうことでしか、人になれないって、言いますが、こんなに悩むなら、一人でいたいって病んでいるときほど思ってしまします。


それでも、人とは関わらないと生きていくことはできませんし、そうした出口の見えない迷宮のような人生を送ることは誰でも避けたいはずです。

そうした、万人の悩みである人間関係やそれについての考え方について、ベストセラーであるこの本で学ぶことができました。


「嫌われる勇気」

 

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一時期、多くのテレビ番組で取り上げられて注目されていましたが、いまになって手に取ってみました。
劣等感と悩みで暗い人生を送っている青年と、心理学者との対話形式で進められていて、読みやすいのが特徴です。


この本の中に、このような一文がありました。


"あなたが変われないのではなく、変わらないという意思決定をしているだけ"
変わらないという目的のために、悩みと言う手段を使っている。


この考え方は、すべての悩みを因数分解できる考え方で、他にも日常に取りれいていきたい考え方がたくさんありました。
もっと熟読して、楽しくいきられるヒントを得られたらなって思います。