Life with books

入り込むと抜け出せない本の世界。 ここがきっかけで本に出会う楽しさに触れられる人が増えるといいな

人から信頼される人間になることが、金持ちになる近道

うわ、年収低すぎッッ。

という、広告を見たことがあるのではないでしょうか。

 

自分の年収は社会において、自分の価値を示す指標のようなものだと考える人が多く、全国平均よりも上か下か、はたまた、自分と同じ時期に会社に入社した同期より上か下かで、自分の価値を決めてしまいがちです。

 

ニュースを見ていると、お金が絡んだ事件が非常に多く、いい年した中年男性が「親からお小遣いをもらえずむしゃくしゃして親を殺した」というようなニュースを見たことがありますが、お金がある無しで人を変えてしまいます。

 

ある統計によると、年収がある一定の値を超える(700万円前後)までは幸福度は比例していくが、それ以上は特に変わりはないという結果があるようにです。

そのため、いくらお金を持っていたとしても、逆にそのお金を守ることに必死になってしまい、ないほうが幸福だったのではないかって思うお金持ちもいるそうです。

(うらやましい限りですが・・・・)

 

お金が多い少ないに拘り過ぎてしまうと、やはり幸福ではなくなるのは、普遍もない事実であることはわかります。

コピーライターの糸井氏の対談本を読んでいた時に、こんな言葉がありました。

お金を考えることは、失恋に似ていて、深すぎるから、考えたくない

これだけ、欲望を具現化したものは、世の中に類をみないように思えるし、考えれば考えるほど、欲しくなる。目の前に100万円があって持って行ってもいいと言われて、持って行かない人はいないのではないでしょうか。

 

 

お金持ちはどんどんお金持ちになるという、法則があるようですが、お金持ちとはいったいどんな人なんだろうかと考えていた時に、「お金原論―30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方」この本に出会いました。

この本には、信頼の残高が多い人がお金の残高も多く、人からの信頼と収入はイコールであると書かれていました。

お金に執着して、醜い争いをしていくよりも、人からの信頼を得るためにはどうしたらいいのかを真剣に考えていくことが、お金持ちになる近道でないでしょうか。